推しの為に仕事を辞めた話
推しの為というか、推しのおかげで仕事を辞めることができた話です。
自分の中でちょっとしたネタなので書いてみました。
辞める前の仕事はお洋服の販売をしてました。
いわゆるショップ店員です。
新卒でアパレル会社に就職しました。
アパレル=ブラックってよく言われるんですが、勤めてた所もご想像通りそんな感じです。
ル◯ネとか駅ビルにあるブランドで、キラキラ女子しかいない場所で働いてました。
おたくってことは周りに言えるわけもなく、キラキラ女子に擬態する日々。こちとら小学生から隠れ腐女子やってるので擬態はそこそこ得意です。しかし虚無です。
店舗勤務はシフト制ですがシフトはあるようでなく、テナントが営業している時間はずっと仕事してる感じです。
自ブランドの服を買わなければいけないので、少ない給料で服を買い、ちょっと着てメル◯リで売ってまた買ってを繰り返してました。虚無です。
仕事終わりに観劇なんて出来ないし、土日のお休みも取れないし、有給なんてないし、セールの時の連勤えぐいし、2日間の連休さえ滅多に取れません。
いや、もっとやばい会社いっぱいあるから!って思う方もいるかもですが、私には好きな事を我慢する事がとてもしんどかったんです。
当時、最推しがテニミュに出てたので千秋楽とか、お友達と行ける日に細々と通っていました。
そんな中、最推しの卒業ドリライの日程が決まりました。
東京は11月22日から11月24日の5公演。
神戸は諦める。でも東京全通できなかったら会社も仕事も一生呪うと思い、ここで辞めようと思いました。
絶対辞める!推しの卒業ドリライ全部観る!という確固たる信念があったので、各方面から退職を引き延ばすとか退職しないでとか延々と説得され続けても心は揺らぎませんでした。推しの力ってすごい。そして会社の引き留めもすごい。ちなみに私が優秀だからとかではなくただの人手不足だからです。
夏前に退職希望を伝えて、結局退職できたのが11/21でドリライ前日でした。
送別会でオールして、たまアリに向かったのはいい思い出です。若かった。
虚無からの解放!私は自由だ!と思って挑んだドリライ2014は月並みの言葉ですが、本当に最高でした。
その後ドリライで燃え尽き、推しが卒業する寂しさを紛らわすために、1ヶ月ほど海外に放浪の旅に出るのでした。
就職して2年も経たずに辞めたけど、何だかんだで再就職できて、仕事はやっぱり虚無だけど前よりも良い生活ができて快適な観劇ライフを送ってます。
推しと出会って人生が変わったって言うのは大袈裟かもしれないけど、それぐらい推しには凄い力があるんだなあと体感しました。
行動するのは自分だけど、行動するきっかけと勇気をくれた推しに感謝です。
いつか万一降りる日が来たとしても忘れないよ!
テニミュに出会えて良かった、推しに出会えて良かった!!!テニミュって楽しいじゃん!
全国氷帝始まる〜〜!私たちの夏始まる〜〜!!!
って気持ちだったので書きました。
ここまで読んでいただいてありがとうございました!